2011年2月27日日曜日

デマルコ、挑戦権&シルバー王座ゲット

 元WBC世界ライト級暫定王者で、エドウィン・バレロの最後の対戦者となったアントニオ・デマルコ(メキシコ、WBC1位)とシルバー王者レイジェス・サンチェス(メキシコ、WBC2位)が26日、米国ネブラスカ州で対戦した。
 前半はスタイリッシュなサウスポー、デマルコが左ストレート、右フックを巧打して断然優勢。初回、デマルコの左で左目を深くカットしたサンチェスは流血のハンディを負う。だが、メキシコシティ在住の西出健一氏がマネジャー&チーフトレーナーのサンチェスは5ラウンドを境に執拗に接近戦を挑んで反撃。突進して右を振るって攻め込み、デマルコを自由にさせない。ポイント差を拮抗させたサンチェスは、最後までデマルコとパンチ交換を展開し食い下がった。
 12ラウンドが終わり、競ったスコアが予想されたが、3ジャッジが下した採点は116-112、117-111、115-113のユナニマスでデマルコが支持された。
 ウンベルト・ソトへの挑戦権を得たデマルコは25勝18KO2敗1分。ホルへ・リナレスにも動向が気になるところだ。ベルトを失ったサンチェスは20勝11KO4敗1分。

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