21日の坂田-プトラ戦セミで行なわれたOPBF東洋太平洋女子S・フライ級王座決定10回戦は、2位・藤本りえ(協栄)が1位・ミシェル・プレストン(ニュージーランド)に判定勝ちして初代女王の座に就いた。=写真=
出だしはプレストンにアウトボクシングを許した藤本だが、2回からボディーショットでプレストンを追い回してペース掌握。ボディーから右を顔面に返して攻め立てる。プレストンも手数で抵抗したが消耗は明らかで、98-93.99-92(2人)の大差スコアで藤本の手が上がった。藤本は4勝2KO1敗。ツナミの保持するWBA同級王座挑戦を希望している。
また長らく日本S・バンタム級上位を占める瀬藤幹人(協栄)はノーランカー片山功(中内)に3回TKO勝ち。力量差のある相手に右ストレートをビシビシと決め、一方的となった3回にストップしたもの。1位までランクを上げながら5月の試合で芹江匡晋(伴流)に敗れ、タイトル挑戦から後退した瀬藤だがあきらめていない。現在のランキングは2位。戦績を29勝16KO8敗1分とした。
そのほか、この日の試合結果は以下の通り(左が勝者)。
6回戦 小沼直也(協栄)KO3回 大崎展幸(F・I)
4回戦 中村雅敏(協栄)TKO3回 茂木健次(国際)
4回戦 古川光治(角海老宝石)判定 ダンディ佐藤(協栄)
4回戦 山下了我(協栄)TKO3回 加藤靖典(協栄カヌマ)
4回戦 三輪俊輔(渡嘉敷)TKO2回 黒田秀樹(F・I)
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