2009年7月14日火曜日

高山、ロマゴン攻略ならず

 高山の健闘及ばず――14日の神戸で新井田から王座を奪ったローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に挑んだ高山勝成(真正)だったが、12回フルに戦って0-3判定負け。3度目の世界王座獲得はならなかった。
 高山は持ち前の運動量と多彩な攻め口で強打の王者と堂々わたり合った。しかしゴンサレスのパンチも単に振り回すものではなく、高山の動く先々をとらえる。中盤は高山の左ボディーで失速する場面もあったゴンサレスだが、最後まで弱気なところを見せずパンチの応酬に応じた。終盤は高山がダウン寸前に追い込まれるシーンも何度かあった。ダウンシーンはなくスコアはジャッジ3氏とも118-110。見ごたえのある内容ながらポイント差ははっきりしていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿