8月17日、メキシコのカンクンで初防衛戦を行うWBC世界S・フェザー級王者の三浦隆司(帝拳)が6日、渡米を前に都内のジムで記者会見を開いた。
海外の防衛戦を「楽しみ」と語る三浦 |
同級1位セルヒオ・トンプソン(メキシコ)と三浦の一戦は現地で「デスマッチ」とキャッチフレーズがつけられた打撃戦必至の強打者対決。ボンバーレフトの異名を持つ三浦は「トンプソンの強打をまともにもらわないようにしたい」とまずは慎重にコメントしたが、同門のホルヘ・リナレスがトンプソンに倒された話を振られると「ホルヘがやられているのでやり返す。10倍返しにします!」と力強く宣言した。
葛西裕一トレーナーは「左右の強打が常に打てるようにバランスを強化した。いまはいつでも強打が出る。先手、先手でプレッシャーをかけていきたい」とプランの一端を明かした。
三浦は7日未明に日本を発ち、ラスベガスで調整してから試合地カンクンに入る予定。「チャンスがあれば何ラウンドでもいく」という三浦の頭は、KO防衛のイメージがしっかりできているはずだ。
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