2013年8月6日火曜日

前川、日本デビュー戦を勝利


 海外で4試合をしている期待の17歳、前川龍斗(協栄)が6日、東日本新人王予選の準々決勝で日本デビュー戦に挑み、大城聖都(ドリーム)に2-0の判定勝ちを収めた。
 
前川龍斗
前川は17歳を待たずに海外でデビュー。国内で1勝も挙げていないが、特例で新人王にエントリーした。この日はガードを固めて前に出てくる3勝2KO1敗の大城にボディブローを浴びる場面もあったが、回転の速い連打やカウンターを披露するなど、才能の片りんを見せて勝利した。採点は38-38、39-38、40-37。

 試合後、開口一番に「面白かったです」とはにかんだ17歳は「狙いすぎたのが悪かったところ。いくときにいけたのがよかったところ」と試合を冷静に分析。金平桂一郎会長は「危ない場面がなかったところがよかった。しいて言えば4ラウンドかな」とやや疲れの見えた最終回を課題に挙げた。

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