WBC世界ミドル級チャンピオン、セルヒオ“マラビージャ”マルティネス(アルゼンチン)は現在、母国に滞在中。4月のマーティン・マーレイ(英)戦で負傷した左拳の治療に務めながら休養生活を送っている。
試合直後のマルティネス |
マルティネスは最近、地元TV、チャンネル9の番組に出演。そこで注目すべき発言が2つあった。ひとつはマーレイ戦の10ラウンドに発生したダウンシーン。主審はスリップと判断してカウントを数えず論議を醸し出した。
この場面に関してマルティネスは「正当なパンチによるもので、レフェリーはカウントを適用すべきだった」と明言。判定を覆しかねない発言だが、「(別の場面で)主審はマーレイに減点を科すべきだった」とも。もし2度目のノックダウンが適用されていてもスコアはドローに終わっていた。
もうひとつは、このオフを利用して政界進出のプランがあることを明かした。有力政党の候補者として、2001年にスペインへ移住するまで住んでいた大ブエノスアイレス圏南部の選挙区で立候補する可能性があるという。
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