2013年6月21日金曜日

三浦がメキシコで初防衛戦 1位トンプソンと


 WBC世界S・フェザー級王者の三浦隆司(帝拳)が8月17日、メキシコのカンクンで同級1位のセルヒオ・トンプソン(メキシコ)を相手に初防衛戦を行うことになった。帝拳ジムで21日、発表した。
 
初防衛戦が決まり、練習に熱が入る三浦隆司

 トンプソンは27勝25KO2敗の29歳。昨年3月にはホルヘ・リナレス(帝拳)を2回TKOで下すなど現在11連続KO勝利中で、三浦との対戦は日本とメキシコの強打者対決という構図だ。

 帝拳ジムの浜田剛史代表は「トンプソンは三浦を右構えにしたような選手で、ブルドーザーのように前に出る。分かりやすい試合になるでしょう」と解説した。
 
25勝19KO2敗2分。こちらも29歳の三浦は「トンプソンはパンチがあると思うけど、自分のボンバーのほうが強いと思う。強打をしっかり打ち込んでKO勝ちしたい。海外で自分の力をアピールしたい」と初の海外遠征にも臆する様子はなかった。

 三浦は23日に渡米し、ラスベガスで1週間のキャンプを行い、その後は国内で調整をする予定。日本人選手として海外防衛に成功すれば、2011年に西岡利晃がラスベガスでラファエル・マルケス(メキシコ)を下して以来の快挙となる。試合の模様はWOWOWで生中継される。

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