10日に後楽園ホールで行われた東洋太平洋S・バンタム級タイトルマッチは、王者の和氣慎吾(古口)がWBA同級5位の菊地永太(真正)を9回2分24秒で下して初防衛に成功した。
和氣(右)は快勝の初防衛 |
サウスポーの和氣は初回、菊地の右を外して左を決め、早くもダウンを奪うスタート。ここでフィニッシュはならなかったが、その後も菊地の攻撃をウィービングとダッキングでかわしながら、左ストレートやアッパー、ボディブローをヒットさせて4回までフルマークのリードを奪った。
菊地は手数を出して追い上げを図ったが、試合の構図は変わらず、8回を終わってもフルマークの大差。菊地の左目下はラウンドを追うごとに大きく腫れ上がった。9回、和氣が右フックを決めたところでレフェリーが試合を止めた。和氣は14勝7KO4敗2分。菊地は14勝6KO3敗4分。
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