先週末行われた海外の世界戦の一つ、ベルリンのマックス・シュメリング・ホールで挙行されたWBO世界クルーザー級タイトルマッチは、正規王者マルコ“キャプテン”フック(ドイツ)が暫定王者オラ・アフォラビ(英)に2-0ながら明白な内容で判定勝ちを収め、両者の対戦を2勝1引き分けにするとともに、11度目のタイトル防衛を果たした。
3度目の対決はフック(左)が勝利 |
公式スコアは115-113、117-111と2ジャッジがフックの勝ちを支持。もう一人は114-114だったが、終始セルビア出身のドイツ人王者が攻勢をかけていたように思われた。
2回からワンツー、左右フックなどで英国人を圧倒したフックは5回に反撃を許した以外は攻勢をキープ。7回、右でアフォラビにダメージを与えた王者は英国人にボディーブローをもらうシーンもあったが、終盤また優勢を印象づけ締めくくった。
09年の初戦で判定勝ち、昨年5月の再戦はドロー。この第3戦を制したフックは次戦で、前回きわどい判定に救われたフィラット・アルスラン(ドイツ)のリマッチを優先したいと語っている。Photo/BoxingScene.com
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