2011年12月28日水曜日

内山の相手は強いぞ ソリスが公開練習



 31日のWBAダブル世界戦(横浜文化体育館)のS・フェザー級で王者内山高志(ワタナベ)と対決する同級暫定王者のホルヘ・ソリス(メキシコ)が26日午後東京・五反田のワタナベジムでメディアに練習を公開した。
 40勝29KOで敗北は3回あるが、いずれも世界王者が相手。このうち2回はパッキアオ、ガンボアと今をときめくスーパースターだ。内山が王座を攻略したサルガドと比べても、動きがスムーズで、正統派のメキシカン・ボクサーという印象。この日はスパーリングこそしなかったが、トレーナーの持つミットに打ち込むパンチは鋭く、威力がありそうだった。
 練習に先立ちインタビューに応じたソリスは、「勝つ自信は100%ある、200%の練習をしてきたから」「S・フェザー級で最強だと証明したい」「内山は勇敢でクレバーだが、こわさはない。メキシコにタイトルを持ち帰り、(5月に亡くなった)父の墓前に捧げたい」と自信にあふれたコメントを残している。

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