2011年12月19日月曜日

サリド命拾い 2度倒され逆転KO勝利

フアンマ・ロペスから王座奪取、初防衛戦で日本の山口賢一をストップしたWBO世界フェザー級王者オルランド“シリ”サリド(メキシコ)が17日、山口戦に続き、地元シウダーオブレゴンに登場。ウェン・ハヤ(比国)を相手にノンタイトル戦を行った。
 来年予定されるロペスとの再戦に向けた前哨戦と位置づけられた一戦、サリドの重厚なプレスの前に長身のハヤは3回途中までピンチの連続。ところがこのラウンド、ラッシュするサリドにハヤの左がカウンターで炸裂。アゴの先端に食らったサリドはバッタリ倒れ、深刻なダメージを被る。ゴングに逃げ切ったメキシカンだったが、4回開始早々、触ったようなパンチで2度目のダウン。再開後、相手に抱き着いてピンチを防いだサリドは、ハヤの追撃を耐えると、猛反撃。5ラウンド以降は別人のように元気になり、上下へ厚いプレスをかける。7回、ボディー打ちでハヤを倒すも主審はなぜかカウントを適用しなかったが、次の8回、猛攻でクリーンノックダウンを奪い、フィニッシュした。KOタイムは35秒。

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