2011年11月20日日曜日

三田村、世界5位国重破り新王者 日本ミニマム級王座決定戦


 18日夜後楽園ホールで行われたダブル日本王座決定戦の第一試合、ミニマム級は、日本同級1位の三田村拓也(ワールドスポーツ)がWBC同級5位国重隆(ワタナベ)を3-0の判定で破り新チャンピオンになった。
 最軽量のクラスでしかも10勝1KOの三田村と22勝2KOの国重とあって派手なシーンにはならない。両者必死に手を出し接戦を展開した。結局最後までどちらかが完全にペースを握ることはなかったものの、三田村の有効なヒットが上回り、96-94、97-94、98-93と3人のジャッジ全員が三田村の勝ちを支持した。
 新チャンピオンは27歳。アマ(中大)でも全日本チャンピオンになったことがなかっただけに、初のチャンピオンに涙を流して感喜していた。国重(35)の世界5位らしからぬデキに救われた点もあったが、ワールドスポーツジムにとって初めての王者誕生は。「苦しい場面を乗り越えることができたのは応援のみんなのおかげ。これから防衛を続けていきたい」と意気込みを語った。
※写真は国重に左アッパーを決める三田村

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