2011年11月11日金曜日

五十嵐世界挑戦権ゲット 日本王座は返上



 五十嵐も世界へ接近――6日のダブル世界タイトル戦と同じリングで行われたWBC世界フライ級挑戦者決定戦は、同級2位の五十嵐俊幸(帝拳)が同1位のウィルバート・ウイカブ(メキシコ)を大差3-0判定に破り、現王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)への指名挑戦者となった。五十嵐は長身を生かしてアウトボクシングに徹し、インファイトを望むウイカブの大きなパンチをかわし続けた。中盤距離がつまり攻めこまれる場面もあったが決定打を許さず、11回には左目をカットしたものの、最悪事態には至らなかった。スコアは116-112、116-111、114-113。
 ポンサクレックは1度は自由選択の防衛戦を行うことが許されるが、そのあとは五十嵐の挑戦を拒むことはできない。なお五十嵐は日本タイトルを返上している。
※写真上は終盤ウイカブを攻める五十嵐。下は初体験の12回を戦い抜き、勝ち名乗りを受ける五十嵐

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