2011年10月30日日曜日

ヌドロブ、敵地でV1 IBF・Jフェザー級

 メキシコのコリマで29日(現地時間)挙行されたIBF世界J・フェザー級タイトルマッチは、王者タカラニ・ヌドロブ(南アフリカ)が挑戦者6位ジョバニ・カロ(メキシコ)を2-0判定で下し、スティーブ・モリター(カナダ)に勝って手に入れたベルトを守った。
 初回いきなり、カロの左でヌドロブが倒れる波乱の幕開け。しかし2回から身長、リーチで勝る王者がコントロール。前回、同じ南アフリカのベチェカとのWBC挑戦者決定戦で被ったカットが癒えないカロは、途中から顔面の出血に悩む。それでも抵抗し続けるカロだが、スピードとスキルの差は歴然。自身も顔面を腫らしたものの、ヌドロブがそのまま逃げ切った。スコアは意外に接近し、114-113が2者に113-113とマジョリティー判定で辛くもヌドロブの手が上がった。

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