2011年10月31日月曜日

「粟生よ、覚悟!!」ボスキエロが練習を公開



 6日のWBC世界S・フェザー級タイトルマッチ(東京・国立代々木体育館第二競技場)で王者の粟生隆寛(帝拳)に挑戦する同級9位デビス“ブンブン”ボスキエロ(イタリア)が31日午後、東京・神楽坂の帝拳ジムでメディアに練習を公開した。スパーリングはせず、軽く動いただけだった(27日の来日以来毎朝非公開でスパー等本格的な練習をしているとの情報あり)。
 粟生と比べると小柄に見えるが、筋肉質の引き締まった体はいかにも体力がありそう。ジーノ・フレオ・トレーナーの持つミットに速く鋭いパンチを打ち込んでいた。上半身裸で動いたのは、減量苦はないとのアピール? 今日の時点で59kgというのが事実なら、ほぼS・フェザー級リミットまで落ちているということになるが、本当――?
 練習に先立つ会見でボスキエロは「今度の試合の勝利を亡き母に捧げる」と語り、2年前にがん死した母ケルビーナさんに勝利を誓った。最後に試合を実況する日本テレビのカメラに向かって粟生へのコメントを求められると、笑いながら「粟生、気をつけて!! 試合では痛い思いをするよ」と刺激的なコメントで挑発していた。
※写真上はフレオ・トレーナーとのミット打ち。下は日本の報道陣のカメラの前で筋肉美を誇示するボスキエロ 

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