南米アルゼンチンの伝説のトレーナー、アミルカル・ブルーサ氏が27日、心不全のため故郷サンタフェで永眠した。23日に89歳の誕生日を迎えたばかりだった。
ブルーサ氏はこれまで15人の世界チャンピオンを手掛けた名伯楽。特に最初に1970年代のスーパースター、カルロス・モンソン(ミドル級)を育てたことで一躍有名になった。米国カリフォルニアに滞在してゴールデンボーイ・プロモーションの技術顧問を務めたこともある。
フェザー級王者として杉谷満の挑戦を受けたアントニオ・エスパラゴッサ(フェザー級)に同道したのを含め数回来日。帝拳ジムの田中繊大トレーナーが「世界最高のトレーナー」と崇拝し、ブルーサ氏に師事して何度もサンタフェに足を運んでいた。07年にニューヨークの国際ボクシング殿堂入りも果たしている。
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