2010年11月19日金曜日

岡田、フルマークで米国2勝目


 ロサンゼルスを拠点にキャリアを進める元MTジム所属の岡田隆志が18日(現地時間)米国カリフォルニア州サンディエゴのクラウンプラザ・ホテルのリングに登場。S・フライ級契約の4回戦でダニエル・モダー(メキシコ)と対戦した。
 前戦で元アマチュア世界選手権優勝のマックウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ)を下す金星を挙げた岡田は開始ベルとともに執拗なボディーアタックを敢行して優勢。長身のサウスポー、モダーをロープへ詰め、防戦に追い込む。手数とスピードで追い詰める岡田に、時折ワイルドなパンチを振りかざすモダー。会場から「パッキアオ-マルガリートの再現だ」との野次も飛ぶほど。その後も岡田のコンスタントな連打が支配し、シャープな右が顔面、ボディーを襲ったが、タフなメキシカンは耐え抜いた。
 スコアは3ジャッジとも40-36のフルマークで岡田が支持された。
 「相手は長身選手なので、距離をつぶしてプレッシャーをかければ勝てると思っていました」と勝者は作戦勝ちを強調。試合後、地元ファンの祝福攻めにあった岡田(3勝1KO1分)は、早ければ、来月中旬にもロサンゼルスで次ファイトが予定されている。(三浦勝夫)

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