24日両国国技館で予定される「WOW FES!」エキサイト・マッチ・スペシャルに出場する選手たちは、東京・神楽坂で対戦者同士が一緒にならないよう時間差をつけて練習を続けている。ホルへ・リナレス(帝拳)と対戦する元2階級世界チャンピオン、ヘスス・チャベス(メキシコ)は、21日も午後1時からのジムワークで黙々と汗を流していた。
メキシコに生まれ、現在は米テキサスに住むチャベス、これまで51戦44勝30KO7敗のキャリアを誇り、S・フェザー、ライトの2階級で世界チャンピオンを獲得した古強者だ。間もなく38歳になる“アラフォー”だが、「まだまだ自分は戦える」と元気なところを強調する。これまで対戦した印象強い相手を聞かれて「たくさんある。メイウェザー、モラレス、エルナンデス……」と名前を挙げた上で、「今度の試合もハードでタフな試合になるだろう」。リナレスについて試合映像も見ているといい「いいスタイルを持っている」とほめた。
少々のことでは動じないベテランの余裕を感じさせたチャベス、リナレスに勝つと声高いに叫びはしないが、「試合は経験がキーポイントになるだろう」と表現。確かにキャリアはリナレス(29勝18KO1敗)をしのぐが……。
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