交渉が大詰めに入っていたS・ライト級の注目カード、WBA王者アミール・カーン(英国)-同暫定王者マルコス・マイダーナ(アルゼンチン)戦が、12月11日ラスベガスのマンダレイベイ・ホテル&カジノで行われる運びとなった。
試合をプロモートするゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)のリチャード・シェーファー経営最高責任者がメディアに伝えたもので、英国のカーンから「カーン-マイダーナ戦は準備完了」との連絡を受けたとのことだ。シェーファー氏は「もう入札に持ち込まれることはない。WBAに試合の承認をもらうだけだ」と語っている。
カーンは5月に米国でポール・マリナージを下して防衛を果たした後、対戦希望者が多いものの、試合が具体化することがなかった。地元でマイダーナを迎え撃つとも思われたが、「マイダーナとやる。アメリカで戦う」と明言しているという。一方、アルゼンチンで知らせを聞いたマイダーナは「暫定チャンピオンと呼ばれるのは絶対に嫌。だからカーンと戦いたい。どっちが本当のチャンピオンか決めるときだ」と歓迎の姿勢を示す。
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