強烈な印象を残したKO防衛から一夜明けた21日、WBA世界S・フェザー級チャンピオン内山高志がワタナベジムで会見した。
昨夜は試合後に応援者、友人らに挨拶して帰宅。勝利の喜びを語りつつ、「イメージした通りにボディーが当たった。これが当たれば相手のガードが下がる……それが5ラウンドにつながった。相手に意気込みも感じたけれど、勝ちたい気持ちは自分が上回ったと思う。デキは70パーセントぐらいです」と内山は試合翌日とは思えないほどきれいな顔で会見した。
プロモーターの渡辺均会長も「内山の強さを証明できた。ラスベガスなど本場で内山の試合を実現させたい」と今後の展望を語った。内山は「世界のトップ舞台でやれたらいいが、まだまだ。しっかり実力をつけて、向こうから声掛けられるチャンピオンになりたい。次はもっと強くなります」。
次戦は来年1月を予定。指名試合になるだろうと渡辺会長。内山は、いつものように1週間ほどでロードワークを再開し、「本格的に打ち始めるのは、拳のケアもあるので1ヶ月後ぐらいですね」。しばしのオフを取ってV3へとスタートを切る。
昨日救急車で病院に運ばれた挑戦者ロイ・ムクリスは頬骨と鼻骨を骨折していたが、心配された脳へのダメージはなかったという。 また昨日の視聴率は7.1パーセント。「まずまずです」とテレビ東京関係者。
0 件のコメント:
コメントを投稿