渡嘉敷ジム所属の元東洋太平洋L・フライ級王者林田龍生さん(30)と、同じく元東洋太平洋級王者山口真吾さん(30)の引退記念試合が26日夜後楽園ホールで催された。
この日のメインはS・バンタム級の8回戦。日本同級7位の長井祐太(勝又)が、比国バンタム級12位のモニコ・ラウレンテ(比)に6回2分57秒TKO勝ち。立ち上がりから左フックを好打して優勢に進めたが、単発だったこと、さらにラウレンテもしぶとく応戦したこともあり、ズルズルと回を重ねる。しかし終盤回に入り、長井の右がラウレンテの顔面を直撃すると、比国選手大きくのけぞり、ここで福地レフェリーが早めのストップをかけ、試合終了となった。長井はこれで25勝16KO4敗3分。対するラウレンテは18勝3KO7敗。
セミの前には林田、山口の両元王者がそろって引退セレモニーに臨み、1ラウンドのスパーリングを披露した。最終試合が11ヵ月前の山口さんと、5年前に引退して今はお寺で修行中の林田さんとでは体型が違うのも仕方ないが、それでも両者とも元気に3分を動いた後で、儀式の10カウントを聞いた。
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