2010年7月6日火曜日

リナレスがフアレスと重要戦 31日ラスベガス

 元世界フェザー&S・フェザーの2階級チャンピオン、ホルヘ・リナレス(帝拳)が今月31日(日本時間8月1日)、ラスベガスで重要試合に臨む。世界戦を6度も経験しているベテラン、リカルド“ロッキー”フアレス(米)と対戦することになったのだ。
「フアレスはスピードがあって強い」と、リナレスは相手の力量を認め、OPBFライト級王者の三垣龍次(M.T)、日本ライト級前王者近藤明広(日東)らを帝拳ジムに招いて、スパーリングを重ねている(写真は6日、近藤とのスパーから)。
 試合はフアン・マヌエル・マルケス-フアン・ディアスのWBA&WBO世界ライト級タイトル戦のアンダーカード10回戦として行われ、契約ウェイトはライト級とS・フェザー級の中間に当たる133ポンド。リナレスには、WBA世界S・フェザー級王者内山高志に挑戦の話もあるが、フアレスに勝てば、ライト級に上げて3階級制覇に挑む道も開ける。「どちらがベターか、今度の試合が終わってから、決めたい」とリナレスはいっている。フアレスはシドニー五輪銀メダリスト。28勝20KO6敗1分。
 なおリナレス-フアレス戦は、翌日(8月2日)WOWOWエキサイトマッチで放映される予定だ。

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