2日、後楽園ホールに日本S・バンタム級1位瀬藤幹人(協栄)が8回戦に登場。サウスポー笛木亮(ジャパンS)に7回負傷判定勝ちで30勝目をマークした。
瀬藤は上体を駆使しノーガードからフリッカージャブを繰り出す持ち前のスタイルで優位に試合を進めたが、強打に自信の笛木も踏ん張り、ロープ際で激しい戦いに。両者バッティングで流血するタフファイトは、左目上の傷が悪化して出血激しい笛木の続行が不能となり、7回2分13秒で終了。69-64、70-64(2人)のスコアで瀬藤の手が挙がった。 トップランカーに危ない場面はなかったが、一人相撲に陥った面もあり、「いいもの持っているんだが、出来、不出来の差がラウンド毎にもありすぎる」と金平会長が苦言。「こちらから発表できる話ではないが、次に大きな試合を予定している」(会長)瀬藤にとって修正点が明らかになったファイトだった。
セミ8回戦は日本ウェルター級2位加藤壮次郎(協栄)が春山正太(西城)に7回TKO勝ち。日本S・フェザー級2位松崎博保(協栄)も佐々木康博(ヨネクラ)に判定勝ちしたが、終盤著しく失速して冷や汗モノだった。白石豊土(協栄=S・フライ級6位)は白井一彰(渡嘉敷)に2回TKO勝ちしている。
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