4度目の対決はマルケスが宿敵バスケスを前半血だるまにしてストップした。ロサンゼルスのステープルズ・センターで22日(現地時間)行われた注目のフェザー級12回戦は、ラファエル・マルケス(メキシコ)がイスラエル・バスケス(メキシコ)に3回1分33秒TKO勝ち(カリフォルニア州ルールではKO)。対戦成績を2勝2敗とした。
バスケスの切れやすいマブタが致命的だった。初回のパンチ交換で元S・バンタム級王者は左マブタをうっすらとカット。パワーに任せて攻勢をかけるマルケスの前に傷口は悪化。3回、マルケスの右で崩れ落ちたバスケスは、再開後ラッシュを浴びてストップされた。
この試合はWBCの“スーパーベルト”がかけられ、勝者マルケスに贈呈された。
快勝のマルケスは「作戦は目を狙うこと。イスラエルのパンチも強烈だったけど、自分のパンチの方が強かった。予想していたより試合は早く終わった。ファンが望めば、5戦目をやってもいいよ」と発言。
一方バスケスは「いいパンチをもらった。血が多量に流れるまでカットしたことに気がつかなかった。まずは(目の)治療に専念したい」と話していた。(三浦勝夫)
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