8日のWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(大阪府立体育会館)の予備検診と調印式、共同記者会見が6日、大阪市内のホテルで行われた。検診結果では、3度目の防衛を目指す王者・名城信男(28=六島)が、挑戦者の同級1位ウーゴ・カサレス(32=メキシコ)を身長で2・8センチ上回った。その他はリーチで0・5センチ差など、両者似かよった体格だった。ジャッジ三者三様のドローだった前回(昨年9月30日)試合時に比べ、各数値に大幅な変化は見られなかった。
直後の調印式と会見では舌戦を繰り広げた7カ月前と異なり、今回は両陣営とも友好的な雰囲気のまま進行した。名城は「試合の展開、流れを見極めて、勝負どころで前に出たい」と戦略の一端をのぞかせた。
一方のカサレスは「いいコンディションに仕上がっている。その成果を見せられるはず」とWBOライトフライ級王座に続く、世界2階級制覇に自信を見せた。
7日には前日計量が大阪・なんばのヤマダ電機 LABI1なんば館で、13時から行われる。一般ファンにも公開される。
以下は検診結果(名城、カサレスの順)
▽身長 165センチ、162・2センチ
▽首回り 35センチ、36センチ
▽胸囲 87センチ、85センチ
▽胸厚 18・5センチ、18・5センチ
▽視力 左右とも0・9、左右とも1・5
▽リーチ 162・5センチ、163センチ
▽ナックル 左右とも25センチ、左右とも26・5センチ
▽血圧 119/79、117/69
▽脈拍 50、38
▽体温 35・7度、36・3度
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