過去3戦がいずれも激闘になり、ファンをシビレさせたメキシカン2人、イスラエル・バスケスとラファエル・マルケス。待望の第4戦が5月22日行われる。決戦まで2ヶ月あまりとなった18日(現地時間)会場となるロサンゼルスのステープルズ・センターで、メディア向けのプレゼンテーションが行われた。
これまでの3戦はバスケスの2勝1敗。両者とも“決着”への意気込みを語ったが、注目すべきは両者のサポート体制。バスケスはマネジャーのフランク・エスピノサが主宰するエスピノサ・ボクシング・プロモーションとデラホーヤのゴールデンボーイ・プロモーションがバックに控える。対するマルケスはゲイリー・ショウ・プロモーターとメキシコのザンファー・プロモーションにサポートされる。両陣営の入り組んだ関係も、対決の興味を増幅させる。今回、試合はフェザー級12回戦として行われる。
話題とすれば、マルケスが長年連れ添ったベリスタイン・マネジャー兼トレーナーと別れ、同氏の兄弟弟子と言うべき、ダニエル・サラゴサ氏のコーチを受けていること。もしマルケスが勝てば、サラゴサ氏のトレーナーとしての腕が評価されることになる。
この日は同じリングで行われるIBF世界バンタム級戦の会見もあり、王者ジョニー・ペレス(コロンビア)、挑戦者アブネル・マレス(メキシコ=米)とも熱い抱負を口にした。(三浦勝夫)
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