2010年3月18日木曜日

カーン-マリナージ、ニューヨーク会見


 5月15日、対戦するアミール・カーン(英国)とポール・マリナージ(米)が先週のロンドンに続き、16日(現地時間)会場となるニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で、試合発表会見に臨んだ。
 今回がアメリカデビュー戦、WBA世界S・ライト級王座の2度目の防衛戦となるカーンは「いつもここアメリカでファイトするのが夢だった。イギリスでファイトするのに比べると、ものすごいプレッシャーを受けることになるけど、向こうで(英国)で有名になったように、ここでも自分の力で有名になってみせる」とコメント。同時に「ボクシングのメッカMSGで戦うことは私にとって大きなテストの機会になる」と語っている。
 一方、地元でカーンに挑むマリナージは「私は最近2,3試合の選手とは異なったボクサーになっている。なぜならトレーナーとチームが変わってから。リッキー・ハットンやフアン・ディアス第1戦とは違ったファイトがお見せできる。私はベターな選手に生まれ変わっているし、ピーク時の力を取り戻している。カーンは私のようなタイプと一度も戦ったことがない」と強調した。
 試合はカーンとサインしたデラホーヤのゴールデンボーイ・プロモーションズとマリナージを擁するディベラ・プロモーターとのジョイント興行。セミファイナルのS・ライト級戦ではビクトル・オルティス(米)が前ライト級王者ネート・キャンベル(米)と12回戦を行う。
 写真は記者会見で対峙するカーン(左)とマリナージ=PHOTO/SUMIO YAMADA=

0 件のコメント:

コメントを投稿