WBA世界スーパー・フライ級王者に2度君臨したアレクサンデル“エクスプロシーボ”ムニョス(ベネズエラ)が現地時間の先週末、現役引退を表明した。
ベネズエラからの報道によると、ムニョスはクリスチャン・ミハレス(メキシコ)との統一戦に敗れた後、3度目のベルト獲得のチャンスをうかがっていたが、自らグローブをつるす決断を下した。「今が潮時だと思う。新しい人生を送りたい。これは後退を意味するものではない。私のキャリアをサポートしてくれた人たちに感謝します。ロレンソ・パーラとの試合が具体化していたけど、別の道を歩むことにした。私の時間は終わった。後進たちにチャンスを与えたい」(ムニョス)
日本でセレス小林を8回KOで下して戴冠したムニョスは、そのパンチャーぶりで一世を風びした。セレス戦後、小島英次(2度)、本田秀伸、名城信男、相澤国之といった日本人ボクサーと対戦し無敗を誇った。
ラストファイトは昨年11月、同じく元王者のフェリックス・マチャード(ベネズエラ)に3-0判定勝ちした一戦。戦績は34勝27KO3敗。今後はカラカスから故郷ボリバル州に戻り、暮らしていくと語っている。
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