2010年2月10日水曜日

バレロが王座返上!WBCは休暇王者扱いに

 先週土曜日6日、アントニオ・デマルコ(メキシコ)を9回TKOで破り、王座防衛に成功したWBC世界ライト級王者エドウィン・バレロ(ベネズエラ)がWBCに対してベルトを返上した。デマルコ戦直後、今後スーパー・ライト級進出の願望があることを打ち明けたバレロは、即行動を起こしたことになる。
 これを受けてWBCはバレロをライト級休暇チャンピオンとして認定した。スライマン会長は「バレロがデマルコ戦で被った額の傷で、思い通りに防衛戦が履行できなくなるため」と語っているが、実際はバレロが自らの意志で返上したという見解が妥当だ。同時に「いつライト級にUターンしてもOK」という親心がスライマン氏には感じられる。
 体重アップは念願のパッキアオ戦実現の第一歩、布石だと見られる。次戦の相手としてフアン・ディアス(米)の名前が聞かれる。

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