2009年11月27日金曜日

WBC女子タイトル戦調印式


 WBC女子世界アトム級タイトルマッチの調印式が27日、予備検診後に後楽園飯店で行われた。
 王者・小関桃(青木)は「あとは体重調整のみ。早くリングに上がって試合をしたい」と本番が待ち遠しい様子。今回は注目の内藤-亀田戦セミで行われるとあって、普段よりも多くの観衆の前での試合となるが「ついででもいいので、女子でもこれだけの技術があるというのを見てもらいたい」と、小関は気おくれしたところがない。「自分のボクシングに徹する」と3度目の防衛成功を期していた。
 一方の挑戦者ティラポーン・パンニミット(タイ)は「打ち合いをなるべくやりたい」と話しており、小関がどれだけそれをさばけるのかが見どころとなりそう。07年の初戦と比べて「スタミナと技術がアップした」とティラポーンは自信ありげだが、さて――。
 なお試合は1ラウンド2分の10回戦。4、7回終了後に途中採点が公開され、またビデオ判定システムも採用される。使用グローブはウイニング社製の8オンス(色は小関がピンク、ティラポーンがスカイブルー)。
 試合のオフィシャル構成は以下の通り。
レフェリー=マルコム・ブルナー(豪)/ジャッジ=ダニエル・ヴァン・デ・ヴィーレ(ベルギー)、マキシモ・デルカ、ヒューバート・ミン(ともに米)

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