27日タイ・パトゥンタニ県ランシット屋外リングで行われたWBC世界ミニマム級タイトルマッチは、王者オーレードン・CPフレッシュマート(新たなリングネーム)がフアン・パラシオス(ニカラグア)に2-0の判定勝ちで挑戦者の持つ暫定王座を吸収し、タイトル統一に成功した。 試合はオーレードンがバックステップとタイミングのいいカウンターでパラシオスの重厚なボディーアタックに対抗。終盤押し込まれたものの、手数とヒットで上回って2-0の判定勝ちをマークした。スコアは116-114、115-114、114-114と競ったものの、終盤を除いてオーレードンのペースだった。正王者昇格に自信のパラシオスだったが、パワーに頼り過ぎ。バッティングで王者が負傷して減点されたのも響いた。
オーレードンを抱えるペッティンディープロモーションは、東洋王者・黒木健孝(ヤマグチ土浦)の挑戦を受けるとアナウンス。王者も「決まれば頑張ります」と初の海外防衛に意欲満々だが、交渉はこれからだ。(レフェリーは日本の福地氏)
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