フアン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)が思わぬ苦戦を強いられながら、WBO世界J・フェザー級王座を守った。
10日(現地時間)ニューヨークMGMシアターのリング。ロペスは前半、勇敢に前進する挑戦者ロジャー・ムタグワ(タンザニア)を巧妙にコントロール。5回には右でダウンを奪う。しかしムタグワは異常なタフネスを発揮して対抗。パンチを食らっても突進を続け、食い下がる。ほとんどノーガードの挑戦者の攻勢にロペスも巻き込まれ、終盤は観衆総立ちの大乱戦。11ラウンド、ダメージを被ったロペスは最終回、リングを夢遊病者のようにさまよったが、主審のストップはかからず。最初2-0でロペスの勝ちと発表されたスコアは116-111,114-113,115-111のユナニマスに訂正されている。
同じく行われたWBA世界暫定フェザー級戦は王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ)が昨年ホルへ・リナレスと対戦したワイベル・ガルシア(パナマ)に4回、右で倒してこの回56秒TKO勝ち。
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