2009年10月3日土曜日

内山も1位撃破-V5


3日後楽園ホールのダブル東洋戦、メイン格のS・フェザー級は王者内山高志が1位アーロン・メルガレホを7回TKOに下して5度目の防衛に成功した。
フィリピン王者のメルガレホは内山と同タイプ。アップライトの構えからスウェーと足で距離をコントロールして右カウンターを狙う。王者はこれを警戒して持ち前のパワーは抑え目のスタート。じっくりチャンスを待った。3回から挑戦者も次第に前掛かりになると、内山は強烈な左ボディーでダメージを与えてジワジワ弱らせた。そして迎えた7回、相手の消耗を見て取った内山がスパート。フルパワーでメルガレホを打ちまくり、タオル投入のTKO勝ちを飾った。
内山は現在WBA4位、WBC2位。「指名挑戦も視野に入った」と渡辺会長。内山は「チャンスはそうはない。一度で取りたい。チャンスが来るまで頑張ってさらにレベルを上げたい」と語っている。

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