22日(現地時間)米テキサス州ヒューストンで行われたIBF世界S・フェザー級タイトルマッチは、元IBF世界フェザー級王者ロバート・ゲレロ(米)が王者マルコム・クラッセン(南アフリカ)を12回3-0判定に破り、2階級制覇の新チャンピオンとなった。
ゲレロは左目をカットするハンデを負ったものの、前半からポイントをリードし、中盤からペースを上げたクラッセンを制した。スコアは116-112、116-113、117-111。
ゲレロ(26)は25勝17KO1敗1分2NC。クラッセン(27)は4月に同国人のカルロス・バロイから奪った王座の初防衛に失敗。24勝15KO5敗。
この日のメインカードは、元世界王者同士が対戦した空位のWBO北米L・ウェルター(S・ライト)級王座決定戦(12回戦)。ライト級の元統一王者フアン・ディアスが、元IBF・J・ウェルター級王者ポーリー・マリナージ(ともに米)に僅差の3-0判定勝ちをマークしたが、判定を巡って紛糾。マリナージのアウトボクシングが優勢だったものの、地元のディアスに幸運の白星がついたという見方が強い。ディアスは2月にフアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)に敗れ無冠となって以来の試合だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿