2009年8月26日水曜日

内藤大助-亀田興毅戦実現 両ジムが発表

 内藤大助-亀田興毅の因縁の対決が実現――WBC世界フライ級王者内藤大助(宮田)に元WBA世界L・フライ級王者で現WBAフライ級1位の亀田興毅(亀田)が挑戦する。25日、両者の所属する宮田、亀田両ジムが合意に達し、連名でメディアにニュース・リリースを流した。一昨年弟の亀田大毅が内藤に挑んで判定負けした際には反則行為を巡って大騒動となったが、兄興毅は弟の失敗したベルト獲りに成功できるか? 内藤はこれを返り討ちして6度目の防衛成功を目指す。
 内藤は暫定王者ポンサクレックとの統一戦に優先させて亀田の挑戦を受けることになったが、リリースの宮田博行・宮田ジム会長のコメントによると、試合は両陣営プラス、WBC、日本ボクシングコミッションの4者間で合意に至っているという。「11月開催」と一部メディアが報じているが、開催地も含め、興毅がWBCランキングに入った後、正式に記者会見を開いて発表するということだ。
 なお、興毅は9月5日にディファ有明で前哨戦を予定している。また二男の大毅が10月6日大阪でWBA王者デンカオセーンに挑戦が決まっており、「なんとしても2人揃って世界チャンピオンになることを願っております」と、五十嵐紀行・亀田ジム会長の談話。
 王者内藤の談話。「ファンの皆様のご期待によい形で応えられるように全力を尽くして頑張ります。皆様のご声援を宜しくお願いいたします」
 挑戦者亀田の談話。「大毅が内藤選手に挑戦してから2年。俺は兄として、あの時大毅が獲れなかった緑のベルトを必ず亀田家に持ち帰ります。2階級制覇させてもらいます」

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