元2階級制覇王者でWBO・S・バンタム級3位の長谷川穂積(真正)が12日、東京・大田区総合体育館で行われたダブル世界戦の前座に登場。125P契約10回戦でヘナロ・カマルゴ(メキシコ)を1回2分32秒TKOで下し、3階級制覇に向けて前進した。
長谷川(左)は初回KOで世界をアピール |
11年4月のWBC世界フェザー級王座陥落から再起してこれが4戦目。7月16日のロードワーク中に右太ももを肉離れしたと試合後に判明した長谷川だが、試合中はけがのダメージをまったく感じさせないパフォーマンスを見せた。
長谷川はガードの高さを意識しながら、初回から積極的にワンツーを打ち込んでいった。カマルゴはカウンターを狙っているのか、元2階級制覇王者スピードについていけないのか、動きが悪く手が出ない。そしてラウンド終盤、長谷川が左ストレートを1発、さらにもう1発加えるとカマルゴは早くもキャンバスに崩れた。立ち上がったカマルゴに対し、カウンターの左フックをアゴに合わせて2度目のダウンを奪うと、レフェリーがノーカウントで試合を止めた。
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