楽勝で日本復帰を飾った石田(左) |
元WBA・S・ウェルター級暫定王者の石田順裕(グリーンツダ=現日本ミドル級3位)が4日、大阪市IMPホールで3年9ヵ月ぶりの日本での試合を行い、エリー・パンガリヴァン(インドネシア)に2回KO勝ちした。
IMPホールを満員にした石田は初回終了間際に先制のダウンを奪い、続く2回にも左右ボディーで2度追加。インドネシア・ミドル級1位のパンガリヴァン(14勝3KO3敗)だが、あえなく10カウントを数えられた。タイムはこの回1分ちょうど。
物足りない相手に「もっと頑張ってほしかった」とこぼした石田だが、多くのファンの温かい出迎えに感激。「ただいま帰ってきました!」と声を張り上げて報告した。
3月モナコで最強王者ゴロフキンにKOされた石田が現役続行を決意したのは、もう一度世界を目ざすため。「衰えも感じない」と現役最年長ボクサーになってなお、やる気を見せている。またプロ入りした村田諒太(三迫)の存在もかなり気になる様子で、試合後リング上で「勝つ自信もあるし、ぜひ戦っていただきたい」とアピール。石田の本石昌也マネジャーも「12月に東京で予定する次戦は村田選手もふくめ全チャンピオンに声をかけたい」と語っていた。
1位川口(左)は苦闘 |
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