12日後楽園ホールで行われた71㎏契約8回戦は、日本ミドル級8位の西田光(25=川崎新田)が元東洋太平洋2階級制覇王者で日本S・ウェルター級6位の飛天かずひこ(34=野口)を3-0(77-76、76-75×2)の判定で下した。
西田(右)は粘って飛天から白星 |
飛天が初回に左のショートでダウンを奪うスタートだったが、試合は簡単に終わらなかった。ピンチをしのいだ西田は2回から接近戦を展開。泥臭く前に出てボディ攻めでペースをつかんだ西田は、後半から右ストレートもよくヒット。スタミナの切れた飛天は最終回に好機を作ったが及ばなかった。西田は8勝2KO6敗1分。飛天は31勝22KO7敗。
柴田(右)はテンポのいいボクシングが光ってV3 |
セミで行われた女子東洋太平洋L・フライ級タイトルマッチは王者の柴田直子(ワールドスポーツ)が同級1位の小田美佳(宮田)を3-0(77-75、78-74×2)の判定で下し3度目の防衛に成功した。
柴田はスタートからフットワークをうまく使い、アッパーやボディブローをコンビネーションに入れて序盤をリード。技術の高さを見せつけたが、小田は4回に右を決めてチャンスを作ると反撃。小田はその後も前に出て攻勢をアピールしたものの、柴田は無理して打ち合わず、きっちりボクシングをして勝利した。
◇S・ライト級8回戦
高桑和剛(輪島功一S)[3-0(79-73×2、80-72)]橋元納(金子)
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