2013年7月12日金曜日

リゴンドウ“海外防衛戦”濃厚 HBOにフラれる


 米国有料チャンネル大手HBOは、WBA&WBO世界S・バンタム級統一王者ギエルモ・リゴンドウ(キューバ)のプロモーター、ボブ・アラム氏に対し、リゴンドウの次戦(初防衛戦)を放送しないと通達した。理由はリゴンドウがタイトルを統一した4月のノニト・ドネア戦がディフェンシブな戦法でファンに好印象を与えるものではなかったからとしている。
 
リゴンドウ
リゴンドウのゲリー・ハイド・マネジャーは「HBOは大きな誤りを犯している」と非難しながらも、可能性がある対戦者と場所を公表。「リゴンドウは世界の五大陸でリングに上がれる」とアピールしている。それはプラン(1)カール・フランプトン(ヨーロッパ)、同(2)下田昭文(アジア)、同(3)ジョセフ・アグベゴ(アフリカ)、同(4)ビッグ・ダルチニアン(豪州)、同(5)アブネル・マレス(北米)、というもの。

 再戦のうわさがあったドネアは11月、ダルチニアンと対戦することが有力。これはHBOが放映を予定しているというから皮肉。ネットでは「ドネア戦は玄人好みの好ファイトだったのに残念」、「これは人種差別だ」といった書き込みもある。

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