ドネアとリゴンドウ、ともにパス

 

　軽量級注目のビッグファイト、世界Ｓ・バンタム級チャンピオン対決の計量が現地時間12日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われ、両選手がパスした。
　
　ＷＢＯチャンピオンのノニト・ドネア（フィリピン）は121.6ポンド（55.15キロ）、そしてＷＢＡチャンピオンのギジェルモ・リゴンドウ（キューバ）は121.5ポンド（55.11キロ）でクリア。

　昨年のＭＶＰファイター・ドネアとオリンピック２連続金メダリストのリゴンドウが激突する一戦。長くにらみ合ったままのフェイス・オフではドネアが「俺の目を見ろ」とでも言うようなゼスチャアをするなど、気合い満々だった。リゴンドウは眉ひとつ動かさずこちらも不気味。

　日本のファンも大注目の試合の勝者は――？　ゴングは明日夜、ラジオシティホールで打ち鳴らされる。