2013年4月5日金曜日

山口とピアッツァが公開練習 4.10女子世界戦


 後楽園ホールで4月10日に行われるWBA世界女子S・フライ級タイトルマッチの公開練習が5日、都内の白井・具志堅ジムで行われた。2度目の防衛戦となるチャンピオンの山口直子(白井・具志堅)は世界戦初となるKO勝利に意欲。挑戦者のロレダナ・ピアッツァ(イタリア)はテクニックによる勝利をアピールした。
 

 13勝11KO2敗の戦績を誇る強打者の山口が2度目の防衛戦を迎えた。「相手は手足の長いアウトボクサー。そこを想定して、攻撃を中心にトレーニングをしてきた」。プレッシャーのかけ方、体幹トレーニングなどでレベルアップを図ってきた山口は「自分の良さを100%出してKOで勝ちたい」とノックアウト勝利にこだわりを見せた。
 

 一方のピアッツァは「ナオコは手数が出るしコンスタントに強いパンチを打てる選手」と山口を警戒しながら「私はテクニックがありクレバーに戦うことができる」とタイプの違いを強調した。アマチュアで20勝10敗の戦績を残し、プロでも9勝4KO1敗とキャリア豊富なピアッツァ。欧州の選手らしくミット打ちとバッグ打ちではきれいなワンツーを打ち込んでいた。

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