斉藤(左)は7回に崩れ落ちた |
WBCユース世界ライト級タイトルを保持する斉藤司(三谷大和S=日本ライト級7位)が15日、後楽園ホールでジョー・マグシャン(比)との10回戦に臨み、7回2分48秒KOで敗れ2度目の防衛に失敗した。
斉藤の滑り出しは上々だった。ジャブから右、左フックに左ボディーブローと攻撃のテンポが速く、打ち終わったらすぐにポジションを移動。2回こそマグシャンの右をもらって失ったが、スピードと手数で大きく上回り、4回を終わっての公開採点はジャッジ3者とも39-37で斉藤を支持していた。
さらに斉藤のピッチは上がったが、ときおり被弾するフィリピン人の右で思いのほかダメージを受けていた模様。7回、マグシャンのクリーンヒットで動きが止まったところに右フックが追加され、斉藤が前のめりにダウン。何とか立ち上がろうとしたが、レフェリーがテンカウントを数えた。22歳の斉藤は16勝11KO2敗。21歳マグシャンは8勝6KO2敗。
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