藤岡のとどめのラッシュ |
WBC女子世界ミニフライ級王者の藤岡奈穂子(竹原&畑山)が12日、後楽園ホールでノンタイトル8回戦を行い、メキシコのマリベル・ラミレスを4回1分30秒KOで下した。
スピードのある藤岡は出入りの速さとカウンターパンチが冴えた。一方のラミレスは好戦的。藤岡が仕掛けると、必ずパンチを返して対抗した。
試合が決まったのは4回。藤岡が右から返しの左フックを決めるとラミレスがバッタリとダウン。立ち上がったメキシカンに対し、藤岡は容赦ない攻撃で2度のダウンを奪い試合を終わらせた。藤岡は10勝6KO。ラミレスは8勝3KO5敗2分。
上林は逆転KO勝ち |
◇S・バンタム級6回戦
上林巨人(竹原&畑山)[5回1分17秒TKO]イムロン・ルークロンタン(タイ)
アマ6冠の上林がプロ2戦目でタフなファイトを経験した。イムロンはラフで好戦的。ボクシングをしようとする上林に右フックをたたき込み、いきなり初回にダウンを奪った。2回は逆に上林が右のショートをきかせると試合は一進一退の攻防となる。
上林はイムロンの右に加え、バッティングとホールディングに苦しみながら、強気に攻めの姿勢を貫いた。最後は左フックから右ストレートのコンビネーションで豪快なダウンを奪い試合を決めた。
◇女子60㎏契約8回戦
風神ライカ(竹原&畑山)[3-0(79-74×2、80-74)]クリスティナ・サンチェス(メキシコ)
東洋太平洋女子ライト級王者のライカは静かな立ち上がり。徐々にプレスを強めてテンポアップしたいところだったが、この日のライカは足がついていかない印象だ。終盤にいくつかいいパンチをヒットさせたが、最後まで本来の迫力ある攻めは不発だった。
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