2013年3月24日日曜日

スティグリッツ王座奪回 アブラハムに負傷TKO勝ち


 ドイツのマグデブルクで23日行われたWBO世界S・ミドル級タイトルマッチは前チャンピオンのロバート・スティグリッツ(ドイツ)が2度目の防衛戦に臨んだアルツール・アブラハム(アルメニア)に雪辱。7ヵ月ぶりにベルトを取り戻した。
 
攻めるスティッグリッツ(左)

 初回、スティグリッツに攻勢を許したアブラハムは2回に入ると早くも左目がクローズ。3回、バランスを崩したアブラハムはクリンチで窮地を脱しようとするが、勢いあまってラビットパンチを見舞い、主審から減点を喫する。結局、4回開始前のインターバルでドクターストップがかかり、スティグリッツの手が上がった。公式タイムは今のところ、3ラウンド3分と4ラウンド開始の2通りがある。以下は試合後の両者のコメント。
 
勝利のスティッグリッツの記者会見

スティグリッツ(44勝25KO3敗)「今回はかなり早い結末だった。私はもっと長期戦になると思っていた。私の右が効果を発揮した。アブラハムとはボクシングがエンジョイできる。マネジャー同士が同意すれば、ラバーマッチはいつでもOKだ」
 
アブラハムの目がふさがりストップ
 
記者会見のアブラハム

アブラハム(36勝28KO4敗)「私の目が塞がり、レフェリーが試合をストップした。フェアな判断で、リマッチを望む。これで1対1。彼もフェアなら再戦に応じてほしい」Photos/BoxingScene.com

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