ラウンドアップ（海外版）

■フリオ・セサール・チャベス（父）とも対戦歴がある元ウェルター級選手トニー・マーティン（米）が米フィラデルフィアで射殺された。52歳。自身が所有する不動産に関するトラブルが原因だと推測され、死体が発見されたのは現地時間の11日、事件が発生したのは先週金曜日８日だといわれる。容疑者は逃走中。現役時代はミッキー・ウォード、リビングストン・ブランブルに勝ったこともある。

 

デオンタイ・ワイルダー

トニー・トンプソン（右）

■米国ヘビー級プロスペクト、デオンタイ・ワイルダー（27勝27ＫＯ無敗）と先月、英国でホープのデビッド・プライスに２回ＫＯ勝利を収めたトニー・トンプソン（米＝37勝25ＫＯ３敗）との新旧対決をワイルダーを擁するＧＢＰが計画している。場所はワイルダーの地元アラバマが有力。実現すれば、米国では久々のヘビー級注目マッチとなる。

■同じくヘビー級ホープの一人マゴメド・アブドゥサラモフ（ロシア）が８日（日本時間９日）米アトランティックシティでビクトル・ビスバル（プエルトリコ）に５回ＴＫＯ勝ち。ＵＳＮＢＣ（ＷＢＣ合衆国王座）の初防衛を果たしたアブドゥサラモフは17勝17ＫＯ無敗。次戦が決まり、４月27日、アルゼンチンのセルヒオ・マルティネス×マーティン・マーレイのＷＢＣミドル級戦の前座で、地元のセバスチャン・セバージョス（37勝25ＫＯ７敗２分）の挑戦を受ける。

■今月２日、敵地ナミビアで同国のパウルス・アンブンダにベルトを明け渡した前ＷＢＯ世界バンタム級王者プンルアン・ソーシンユー（タイ）がカムバック。５月３日フレデリックス・ロドリゲス（比）とタイで対戦する。試合はＷＢＯインターナショナル・バンタム級王座がかけられる予定。Photos/Boxing Scene.com