2013年2月3日日曜日

AIBAプロ参加認める 日連理事会で


 社団法人日本アマチュアボクシング連盟(山根明会長)は2日午後大阪市内で理事会を開き、社団名からアマチュアを外し「日本ボクシング連盟」と変更すること、AIBA(国際ボクシング協会)が今年秋にスタートするプロ組織APB(AIBAプロフェッショナルボクシング)への参加を容認すること等を決めた。

 いずれもAIBAからの“指示”に対応したもので、翌3日の全国都道府県連の責任者が出席した日連臨時総会で報告された。社団名変更は、定款の変更等の手続きを経て、正式には4月1日からとなる。

 次期五輪からボクシング競技も「プロ」の参加が認められることになっているが、既存のプロ選手は対象外。AIBAが独自に運営するAPBとWSB(ワールドシリーズ・オブ・ボクシング)の契約選手の中でも特に成績優秀な一部選手のみに資格が与えられる。

 日本のAPBへの関わり方は、今後日連内に専門委員会を設置し検討するという。しかし、これまでのプロとの協調路線を意識して、国内で積極的にAPBの興行を手掛けることは考えていないようだ。

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