高橋トレーナー㊨とボディを鍛える河野 |
大みそかにテーパリット・ゴーキアットジム(タイ)を下してWBA世界S・フライ級王者となった河野公平(ワタナベ)が4日、都内のジムで練習を再開した。
久しぶりのジムワークにもかかわらず、河野はしまった体つきをしていた。この1か月は「ほぼ毎日が祝勝会」という日々だったが、「1月3日にロードワークを始めた」と言うように節制を欠かさず、体重は現在56㎏をキープしているという。
河野が体重に注意しているのは、ウエート管理がタイトル奪取の大きな要因になったからだ。普段から体重を増やさずに務めたことで、テーパリット戦は減量が楽になり、リングに上がっても体がよく動いた。「次もベストの状態で試合がしたい」ということで、祝勝会の前後にサウナに入るなど、休んでいる間も体重管理にだけには神経を使っていた。
気になる初防衛戦は4月下旬か5月上旬、テーパリットの同門ペッチバンボーン・ゴーキアットジムとの対戦が有力だ。久々のジムワークに汗を流した河野は「(WBC王者佐藤洋太との)統一戦は正直やりたいけど、まずは初防衛戦。生き残ることが大事」と気持ちを引き締めていた。
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