2013年2月25日月曜日

翁長連続KO勝ち、小谷は韓国王者に判定勝ち


ティエンチャイを倒した翁長

 沖縄勢勝つ――24日沖縄県中城村民体育館で行われた8回戦3試合に沖縄勢がそろって出場し全員が勝利を飾った。日本S・フライ級2位のベテラン翁長吾央(大橋)はタイのティエンチャイ・ソーカニットソーン(タイ)に2回3分9秒KO勝ちしている。

 サウスポーの翁長は立ち上がり、長身から右ストレートを狙い、接近して左フックを叩きつけてくるタイ選手にやや戸惑いをみせたが、2回終盤に相手の右の打ち終わりを狙って左ストレートを好打。これで感触をつかむや、すかさず同じ左をさらに踏み込み鋭く突き刺した。たまらずティエンチャイはドッとキャンバスに落ち、そのまま10カウントを聞いた。翁長はこれで帝里木下に敗れ日本王座を獲りそこなってから、郷里沖縄のリングで2連続KO勝ちと、復調の兆しをみせている。翁長(32)はこれで19勝14KO2敗2分。

 この日のメインカードでは「沖縄の倒し屋」小谷将寿(琉球)が韓国フェザー級王者リー・ナムジュン(韓国)に小差の3-0判定勝ちを飾った。自慢の必殺左フックは当てさせてもらえず2度目の判定勝ち(11勝9KO2敗)となったが、それでもジャブと右クロスを繰り出して、判定で勝つことの重要さを再認識したのは収穫。スコアは79-75、77-76、78-75。また最初に行われた8回戦で宮本達矢(平仲BS)はタイのペッチジョムトーン・ソータナピニョを猛攻して3回1分52秒レフェリーストップによるTKO勝ちしている。
沖縄の倒し屋こと小谷㊨は強打不発

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