22日神戸の長谷川-サントス戦と同じリングで行われたWBC世界バンタム級挑戦者決定12回戦は、1位マルコム・ツニャカオ(真正)が3位クリスチャン・エスキベル(メキシコ)を7回2分10秒TKO。王者山中慎介(帝拳)への挑戦権を手にした。
痛烈なフィニッシュだった。7回、ロープを背負ったツニャカオの右アッパーでエスキベルがグラリ。追撃のラッシュでメキシカンが倒れると、主審がすぐさま試合をストップした。エスキベルはしばらく立ち上がることができなかった。
序盤からツニャカオがスピーディーな動きで左ボディー、右フックを決めてポイントを稼いだ。昨年11月に山中と対戦したエスキベルの強打を封じ、仕留めてみせた。山中の眼前で快勝したツニャカオの戦績は32勝20KO2敗3分。
PHOTO/SUMIO YAMADA
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