息子の名前を入れたシューズを手に笑顔の佐藤 |
試合に向けて500ラウンドのスパーリングを重ねたという佐藤は、この日もコメントが冴えていた。「イメージばかり作っても、リングで自分の希望なんて通らない。相手と向かい合ってベストの戦いを選択する。だから赤穂が対策を練ってきても意味はないし、こっちも対策はない」。
この一戦はテクニックの佐藤と、強打の赤穂の対決と言われている。チャンピオンは「腕力の強い、センスのある選手に勝つためのボクシングを追求してきた。ファンの人たちには僕のオリジナリティーのあるボクシングを見てもらいたい」とアピール。勝つ自信を問われると「60パーセントくらい。相手があの赤穂ですから、勝っても負けてもKOで決着をつけたい。でもKO負けはないかな。まあ、判定なら負けないんじゃないですか」とさりげなく自信を見せていた。
同門の4回戦選手、山口結人と4ラウンドのスパーリングを終えた佐藤は、サンドバッグ打ちを終えると、バイクを漕ぎながら集まった記者たちといつも通り談笑。プレッシャーとは無縁の表情だった。
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